親が住んでいた実家を相続しても、「遠方で住む予定がない」「どうしたいいかわからない」などの理由から、空き家のままで放置している例があります。
しかし、空き家を放置すると時間が経つほど老朽化を招き、所有者にとってのリスクが大きくなるばかりです。
今回は空き家を放置するリスクや対策方法について解説しますので、空き家対策の参考にしてみてください。
終活としての相続空き家の管理！放置するデメリットは？
放置された空き家には、さまざまなリスクがあります。
●周辺への被害が発生する
伸び放題になった庭の木の枝や雑草に害虫や害獣が発生するなど、不衛生な状態になり、近隣に迷惑をかける可能性があります。
空き家の管理を怠ったことによる周辺への被害は、所有者責任を問われることになるので注意しましょう。
●犯罪の原因になりやすい
人の気配がないため、不法侵入や不法投棄、放火などのリスクも高くなります。
空き家火災の多くは、放火が原因といわれています。
●税負担が大きくなる
劣化が進んで倒壊の危険がある場合や、周辺の景観を損なうなどの問題が生じた場合、自治体によって「特定空き家」に指定されます。
すると固定資産税の軽減措置が受けられなくなり、結果として今までの6倍の固定資産税を納付しなければなりません。
相続した空き家の管理！終活としてふさわしい方法は？
放置された空き家問題を解決するための具体的な対処方法の例をご紹介します。
●解体する
建物を解体して更地にすることによって、空き家を所有する悩みから解放されます。
解体費用はかかりますが、自治体によっては助成金や補助金が出るケースもあるので確認してみましょう。
更地にしたあとは、駐車場などの活用を考えても良いでしょう。
●譲渡する
無償になる可能性が高いですが、周辺の方などに譲り渡すことにより、空き家を手放すことができます。
●売却する
売却方法としては「そのまま売却」「リフォームして売却」「更地にして売却」などのパターンがあります。
どのパターンがベストかは、その地域の利便性が大きく影響するため、判断が難しいかもしれません。
その際は、取引事例の多い弊社まで気軽にご相談ください。
通常の売却が難しい地域では、不動産会社による「買取」も検討してみましょう。
まとめ
放置空き家の問題を解決するためには、手間や費用がかかります。
しかし、空き家のまま置いておくデメリットは時間の経過とともに大きくなり、税金や維持費を負担し続けるとともに、周辺への損害責任も負わなければなりません。
空き家を活用する予定がないなら、できるだけ早く対策を取るとよいでしょう。
私たちクリエイトホームズ宮城中央店は、仙台市を中心として不動産の買取などをおこなっております。
不動産売買に関する情報で気になる点がございましたら、ぜひご相談ください。
弊社へのお問い合わせはこちらをクリック↓
