近年ではお家にお風呂が付いているのが定番となりつつあり、風呂なし物件の所有者は需要がなく、売れないだろうと考えてしまうものです。
しかし、風呂なし物件でもアピールできる箇所はたくさんあり、売り方に工夫を凝らせば売却できる可能性があります。
今回は、風呂なし物件のメリットとデメリットと売却方法を解説するので、ぜひ参考にしてください。
風呂なし物件のメリットとは?
各戸にお風呂が付いているのが当たり前である現在においても、風呂なし物件のメリットはあり、売却も十分可能です。
まず、風呂なし物件のメリットとして、お風呂がない分間取りが広くなることがあげられます。
お風呂の有無よりも居室の広さを優先させたい方にアプローチが可能です。
また、水道代やガス代を節約できる点も風呂なし物件ならではの良さといえます。
少しでも支出を抑えたい方にとっては、水道代やガス代の多くを占めるお風呂がないというのは決して悪いことではありません。
以上のような利点をきちんと伝えることで、購入希望者を増やし売却につなげられるでしょう。
風呂なし物件のデメリットとは?
風呂なし物件にも良さがあるとはいえ、近所の銭湯などに毎日通わなければならないのは当然デメリットです。
入浴のために外出し、そのたびに料金を支払うのを苦痛に感じる方は少なくないでしょう。
また、お風呂が付いていないということはガスが引かれていない可能性もあります。
もしそうであれば、お湯を使えず調理もできないことになり、不便な生活を強いられるでしょう。
そのため、相場に近い金額で売りに出しても買い手がつかず、値下げしないと売れないおそれがあります。
風呂なし物件を売却する方法とは?
風呂なし物件を売却するには、そのままの状態で売る方法と思い切って建物をなくして更地にしてから売りに出す方法があります。
ただし、現代社会においてはお風呂がない物件のほうが珍しい状態になっており、購入を躊躇されてしまう場合もあるでしょう。
そのままの状態で売るには、お風呂がないからこそのメリットを強調して、購入希望者の不安を解消しなければなりません。
近くに銭湯がある場合は、その情報もあわせて伝えることをおすすめします。
また、風呂なし物件は築年数が古いことが多く、いずれは建て替えが必要になるはずです。
この点を考慮すると、建物を壊して更地にしてから売却するのも効率の良い方法といえるでしょう。
まとめ
今では珍しくなってしまった風呂なし物件ですが、その良さをうまく伝えれば売却は可能です。
ただし、当然お風呂がないことによる難点もあり、相場より売却金額を下げる必要があるかもしれません。
また築年数が経っていることを考えると、更地にしてから売り出すのも選択肢のひとつといえます。
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