夢の新築住宅を購入!だけど売らなくてはいけなくなった…ということも起こりえます。
予定外のことで、さぞガッカリされると思いますが、新築物件を売る必要がある場合はすぐに売却することをおすすめします。
今回は新築物件をすぐに売却することにはどんなメリットがあるのか、またそのときの注意点などをご紹介します。
高く売るためには「すぐ売却」
新築後、まだそれほど築年数が経っていない物件は、高く売却できます。
物件を建てたときよりも地価が上昇していれば、購入時の金額よりも高く売れることもあります。
もちろん建物部分は築年数が経てば経つほど、新築時に比べて価値は下がりますので、売却額は下がります。
たとえば一戸建て住宅の資産価値は、新築から10年ほどで約半分ほどとなり、築15年では約20%まで下がります。
マンションの場合では、10年で約80%まで下がったあと、その後はゆるやかに下落し、15年では約75%程度に落ち着く物件が多くなっています。
これだけをみても、早めの売却の方が高く売れることがわかります。
新築物件をすぐに売却する理由は正直に伝える
新築物件をすぐに手放す必要があるケースには、さまざまな理由があります。
購入後に離婚することになってしまった場合や、転勤で致し方なく手放すケースもあるでしょう。
近年では住宅を購入したまでは良かったけれども、住宅ローンが支払えなくなる方も増えてきました。
ご近所とのトラブルがあり、引っ越しを余儀なくされたケースなどもみられます。
どんな事情があるにせよ、買主の方に必ず伝える必要があります。
伝えることには、実はメリットもあります。
たとえば住宅に欠陥がないことがわかる理由であれば、値引き交渉などはされにくくなるでしょう。
一方でご近所に騒音トラブルがある場合など、できればその理由は伝えずにおきたいものではありますが、伝えずに売却してしまった場合は損害賠償請求をされる可能性もあります。
そのようなことが起きないよう、悪い理由も含めて必ず正直に伝えなければなりません。
新築物件をすぐに売却する場合の注意点
では最後に、新築物件をすぐ売る場合の注意点をお伝えしておきましょう。
まず一度でも住んだことがある住宅は、たとえ築後1年以内だったとしても、「新築」と売り出すことはできずに「築浅」の中古物件となります。
中古の場合は、購入時の価格よりも高く売ることは難しくなるため、オーバーローンになることがほとんどです。
売却時の手数料や税金などの諸費用を含めると、さらに費用がかさむためオーバーローンになる可能性はますます高くなります。
売却は住宅ローンを完済し、抵当権を抹消しないと進められませんので、この点には十分注意しましょう。
また、不動産に何らかの欠陥がある場合は、必ず買主に伝える必要があります。
伝えずにあとから発覚した場合には、契約不適合責任が発生しますので注意しなければなりません。
まとめ
新築物件を購入後、すぐに売却する場合のメリットや注意点をお伝えしました。
手放すのは残念に思いますが、悪いことばかりではありません。
少しでも良い条件で売れるように、すぐに行動することをおすすめします。
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