広い土地を所有している方のなかには、すべての土地を売却するつもりはないが、一部分だけ売却したいとお考えの方もいるのではないでしょうか。
一部分だけ売ることも、もちろん可能です。
ここでは、分筆についてご紹介します。
不動産を売却する場合の分筆とは
分筆(ぶんぴつ)とは、登記されている土地をいくつかに分けて登記することです。
人それぞれ文筆したいと考える理由は異なりますが、土地の一部分だけを売却したい場合にもおこなわれています。
ちなみに、同じような意味合いで分割という言葉もありますが、この二つは異なるものです。
分割の場合は、あらためて登記しなおす必要がありません。
これをおこない売却することで、どこからどこまでがほかの人のものになったのか明確にできますので、売った後の不要なトラブルを避けるためにも是非検討していただきたい方法です。
不動産の売却にあたり分筆のメリットとは
不動産を売るということは、大きなお金が動くことでもあります。
そのため、極力トラブルが避けられる方法を考えるのが、ポイントになると言っても良いでしょう。
メリットは、そこにもあります。
登記されている一つの土地に対して、複数の人間が所有するのはできません。
そのため、分筆することでそれぞれの土地を分けて所有できるようになりますし、先に述べたように一部分だけを売却するときも必要になります。
不動産を売却する場合の分筆方法について
不動産の売却にあたり土地を分筆したい場合は、以下のような方法で進められていくのが一般的です。
まず、公図、測量図、登記簿謄本を取り寄せて、事前調査をおこなうところからスタートします。
次に、土地家屋調査士に境界確定測量をしてもらい、分筆案をつくります。
その後、境界標を設置し、登記申請に必要な書類をつくり、申請へと進めていきます。
なかには、できるだけ費用をおさえることができる方法で進めていきたいとお考えの方もいるかもしれませんが、一般の方が一人でおこなうのはまず難しいと思っていて間違いありません。
専門家に依頼しながら、慎重に進めていきましょう。
すでに境界線確定測量が終わっている場合は、ひと月程度でできますが、終わっていない場合は三か月以上かかる場合もあります。
まとめ
不動産の売却にあたり、分筆するメリットは多数あります。
売ったあとのトラブルを避けるためにも、是非検討してみてください。
また、事前調査からはじまり、境界確定測量、分筆案の作成、登記申請と進んでいくのが一般的な方法です。
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